1.09.2012

学校を救済せよ_02

1960年代にオランダである社会実験が行なわれました。


高校生を3グループに分け、
a.「ドラッグはダメ、ゼッタイ(ロジック不在取り締まり型)」
b.「ドラッグがなぜダメなのか(実害を提示して理解型)」
c.「いいとも悪いとも言わずに、資料を渡して討論」
..という3通りの教育を施し、数年間の追跡調査の結果は、a, b, cの順にドラッグ経験が多かったというもの。


たくさん過ぎるほどの教訓があり、この本では、成熟社会における威嚇教育の限界というテーマになっていますが、わたしたちはオトナなので、他人を動かすベストの方法は他人を徹底的に信頼すること、という教訓がベスト。


ghostwrier