11.17.2012

保守/革新

保守と革新の話。登場する準教授の解説が俯瞰目線の好ましいものであった。西欧諸国と日本の、とくに戦後のねじれによる用語の混乱はさておき、保守=ギャンブルをしない権利を主張する人々、革新=ギャンブルをする権利を主張する人々である。つまり、「うまくいけば世の中が良くなるけれども、うまくいかなければ悪くなる政策」を、やりたくない人々とやりたい人々である。
目の前がぱっと開けるような解説であり、2者の決定的で本質的な違いは正誤(正悪)に帰するものではなく、ムードというか好き嫌いであるという見解。

非ヨギ人格としてのghostwriterは「穏健な革新主義」という意味でうたがいなくリベラルですが、その根拠はやっぱり気分の問題。

ghostwriter