1.31.2013

ダミー住所録

エクセルのフィルタリングを、職場(篠山市施設)でやっているPC教室用のネタにと思い、ダミー住所録を手打ちで作る前にひょっとしてと思って検索してみたら当然のようにありました。“擬似個人情報生成サービス”(笑)。

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1.30.2013

老子と少年_08

 「自分」とは、「誰が」の問いに対する答えになるような何者かではない。それは、「人間」と呼ばれるあるものが、存在するときに必要な器にすぎない。そのようにしか生きることが出来ない形にすぎない。そして、「自分」という形で生きざるを得ない存在を「人間」と呼ぶに過ぎない。

 あるということも、生きるということも、今ということも、ここということも、この世界がこのようであるということも、"自分"という形でしかこの世には訪れない。だが、眼を開け。それは、あるだけであり、生きるだけであり、今だけであり、ここだけであり、世界であるだけだ。"自分"ではない。

 友よ、耐えるのだ。そのようにしか生は我々にやって来ない。「自分は自分ではない」、ならば「自分」を作らなければならない。水を飲む器を作らなければならない。人が生きるとはそのことだ。人が水を飲むとはそういうことだ。その重荷を引き受ける。生きることが尊いのではない。生きることを引き受けることが尊いのだ。
 どうして?
 引き受けなくてもいいからだ。

「老師と少年」 南直哉 


老子と少年_07

自分であること、ではなく、あること。自分が生きていること、ではなく、生きていること。それが正しい問いだ。わかるか?

「老師と少年」 南直哉 


老師と少年_06

ならば、友よ。人は、生まれる前からあり、生きている間もあり、死んでからもある、つくられることのない、失われることのない、永遠に存在する者を欲するだろう。永遠に存在するものを信じて、たとえそのためにすべてを捨てても、それは欲望なのだ。

ヴェーダ(ヨガ)や原始仏教のことを話しています。

「老師と少年」 南直哉


1.29.2013

朝日新聞

日本の右派は、国体、つまり国のなりたちは一貫していると考えたいわけですね。戦後の改革を否定して、戦前からの一貫性というファンタジーをどうしても持ちたい。一方で左派も、戦後日本のあり方、つまり象徴天皇制や自衛隊への批判を続けることで、右派の裏返しとして戦前との一貫性を前提にしてきた。この感覚は米国人にはわからない。

.. 「強制連行はなかった」から問題はないという主張は、彼女の痛苦を否定するのと同じで、セカンドレイプに近い行為とみなされかねない。日本は現在形で「女性の人権に無自覚な国」だと思われます。

.. 極論すれば、イスラム教の原理主義者が女性に教育を施すなと言っているのと同じくらいわからない。

朝日新聞 1月29日朝刊 「安部政権 米国から見ると」

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都会のセミナー

JR神戸駅前の高層ビルでセミナー。ガラス張りのエントランスでチェックした自分のシルエットが、ニット帽を被って防犯カメラに映る被疑者のようで、どきどきしながら会場に入ったらセミナーのタイトルがいかつくてさらにどきどき。

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1セント硬貨廃止

カナダで1セント硬貨が廃止されます。モノの値段は1セント単位のままで、キャッシュでショッピングする際のお釣りが近似値になり、チェックやカードの場合はそのままの数値で取り扱われます。
銀行の窓口ではどうするのか?とか、いろいろ日本人ならではの疑問もありますが、21年前にオーストラリアに行ったときに同じシステムでした。
そういえば、カナダのスーパーのレジは「閉店時に釣銭チェックとかしない」と聞いたことがあります。大手銀行のある年の「計上損益」トップが不良債権ではなく「ヒューマン・エラー」と書いてあるのを見て笑ったことも思い出します。
写真は、美しいデザインの廃止記念硬貨。

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1.28.2013

01.28 夕食

自家栽培かぶ、もちきびチーズ、大豆模擬肉の肉じゃが、いただきものの黒豆、玄米。
もちきびチーズ絶妙。

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復興の精神_04

49%が反対で51%が賛成という構図だと一番、地元にお金は落ちる。民主主義というのはそういう皮肉な構図を持っています。そのことは高橋秀実さんの「からくり民主主義」を読むと良くわかります。

.. 「状況に応じて手を打つ」というと聞こえはいいですが、実際のところは、場当たり的な戦術の遂次投入に過ぎません。これでは後出に回るだけです。これは日本人の弱点のように思います。だから私は飛行機に乗る際は、できるだけ外国の飛行会社を利用するようにしています。アクシデントがあったときには、彼らのほうが強いと思っているのです。

.. 誰か一人でもいいから「俺が全責任を負う」と名乗りをあげて、思い切った手を一気に打たないか、と思いました。どうせ誰かが腹を切らされるのです。それなら機先を制して声をあげて、一気に手を打つ。それでうまくいけば儲けものだったはずなのです。

復興の精神 養老孟司



積雪

これくらいでも国道は除雪されていて問題なし。

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復興の精神_03

細部までルールを守り、コンプライアンスが何よりも優先されるという日本のマインドセット。それは、あたかも、人々に出来損ないの人工知能としてふるまうことを強制するかのようであった。そして、実際、日本人は、出来損ないの人工知能としてふるまっているようにも見えた。

復興の精神 茂木健一郎

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復興の精神_02

あなた方の国では、たとえば、ケルンの大聖堂を何百年もかけて完成するというような、息の長い計画を立てるでしょう。重要な思想家の全集を百年単位の時間をかけて編集するというのも普通のことだと聞いている .. 日本にはそのような発想はない。そもそも、そんなに長い時間のことを考えても、無駄だからです。いつ、すべてをリセットする大災害が起こるとも限らない。

復興の精神 茂木健一郎

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1.27.2013

老師と少年_05

いろいろな病み方がある。治りはしないが、生きてはいける。それでいいのだ

「老師と少年」 南直哉

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006_復興の精神 養老孟司ほか

ある圧倒的な現実に直面したものが、その無力さにおいて、かろうじて発する言葉こそ祈りである。それ以外の「祈り」と称する行為は、神仏との取引か、社交相手への時候の挨拶も同然だろう。

南直哉

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1.26.2013

老子と少年_04

別のある者はこう言った。
ある日、気がついたら迷子になっていた。ここはどこだろうと、泣きながら母を探して歩いていたら、ある角を曲がったとたん、急に『ここはどこだろう』が『ぼくは誰だろう』にひっくり返ってしまった、と。
それは呼吸が止まるほど、恐ろしい体験だった ..

老子と少年「第三夜」 南直哉

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老子と少年_03

「人は思う。かわらぬ『私』を支える何かがあるはずだ、と。だが、それは、どのようにしても見つけられない。なぜなら、『私』という言葉は、確かな内容を持つ言葉ではなく、ただある位置、ある場所を指すに過ぎない」
「その場所はどこですか」
「『あなた』や『彼』ではないところ、『いま、ここ』だ。『私』はそこについた印なのだ」
「それだけのこと?」
「それだけだ。その場所に人は経験を集め、積上げ、それを物語る」
「物語る?」
「集められ、整理され、まとめられる。それが言葉を持つ人間というものの在り方なのだ。『私』という名前の物語を作らなければならない」

老子と少年「第二夜」 南直哉

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老子と少年_02

「では僕の選択肢の中に生と死があることに気がついたことは、善いことでしょうか」
「友よ、言えるのはこれだけだ。私もかつてそうだった。。そして今、生きている。君に話をしている」

老子と少年「第一夜」 南直哉

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005_老子と少年_01

でも、ぼくが死ぬとはどういうことか?このぼくがいなくなる。今いなくなると考えている。このぼくがいなくなる。死ぬぼくもいなくなる。なのに死ぬ。死ぬ。

老子と少年「前夜」 南直哉

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回り道

PEN紙面より。
モデルの女性はともかく、回り道はムダではなく悪である。回り道を強いるシステムから脱出するために必要なのは根性でもなく自分探しでもなくて、スキルとスキームです。

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01.26 夕食

舞茸、レタス、玉ねぎ、パセリのパスタ。炒めたレタスに醤油が絶妙です。

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asana

2日前までの2晩連続ボルダリングの後遺症により全身の筋肉がごりごり君のため、1時間コースのアーサナを2時間かけて終了。

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1.24.2013

にじ

丹波に来て初めて虹をみました。天気の移り変わりが激しいわりに今まで見なかったのです。


先週後半は東京に行ってました。雪もずいぶん残ってて気温は丹波より寒く感じましたが、人の多い商業施設と交通機関で暑いくらいでした(*^^*)
今回は一泊多く滞在したので、いろんなことができました。
まずは私の二人のヨーガの先生に御挨拶したり、幼なじみの友達が経営している床屋さんでカットしてもらったり、前回もお世話になった友人の整体施術を受けたり…楽しかったです!もちろん私の開催している赤羽ヨーガ教室も♪


友人の床屋さんではランチに松茸の釜飯までいただきました。旅館にあるような釜ごと出てきて感動〜。こういうのが家庭にあるのはまさに生活と心のゆとりですね☆
そして、整体施術してくれた大介さんは、ミミズコンポストを作ってて、生ゴミを堆肥にしています。子どもミミズも生まれてて見せてくれました〜可愛いかった!これもまさにエコロジーと心のゆとり☆
コンポストに適しているミミズくんはシマミミズという種類がいいそうです。ウチもそのうち挑戦してみようと思ってます♪


大介さん夫婦は近々荻窪に引っ越されます。まだお試し施術体験できるようなので、ご興味ある方はメール下さい(^∇^)/親切丁寧で、終わったあとのすっきり感がやみつきです♪

写真は…
丹波のにじ
かまめし
ホテルの窓
持参した高きびサンド(肉にしか見えないけど植物100%)

by tomoko

strategyについて

省庁=官僚にとっての消費税増税の最大のメリットは「使えるお金が増える」ことではなく、「軽減措置をカードとして使える」ことである。
現在日本新聞協会が「新聞の販売価格に課せられる消費税率の軽減措置」を求めるキャンペーンを行っている。
財務省はこれを(全面的に、または部分的に、または条件つきで)飲む(という法案を作り、国会を通す)ことの代償として、たとえばマスメディアによって行われようとしている(または将来行われる)自分たちに対する批判報道をブロックすることが可能になる。
新聞にインディペンデントで公正な社会正義としての報道を続けようとする良心があるのであれば、消費税率軽減措置を求めるという彼らの行為は恐ろしく愚鈍である。
新聞業界は次のようなスタンスを取るべきである。すなわち、
「私たち新聞業界は、国や行政に対してあくまで独立した存在であるために、たとえ消費者団体がこれを直接行政に求めることはあっても、自ら消費税軽減措置を求めることはしない。軽減措置が行われた場合に較べて新聞の価格は3%前後高額になる(130円→134円)が、懸命な読者はこの金額に込められた我々の揺るがざるポリシーを理解して購読を続けて欲しい」

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1.22.2013

004_ヨーガ根本経典

『1.18 もう一つの三昧は心の動きを止める想念を修習した結果生じた境地で、もはや行だけしか残っていない。』
要するに、こころのなかに起こってくる思慮分別を絶えず打倒していった結果、最後に心のなかがからっぽになった状態が無想三昧である。この時、意識の表面には一つの想念も動いていず、ただ意識下に沈殿している行すなわち過去の経験の潜在印象が残存しているだけである ... 心の動きを止めるのも一つの想念でなければならないが、この否定的想念はなんら積極的内容を持たない。だが、その否定の力は行として潜在意識内に残るのである。

ヨーガ根本経典 第二編 ヨーガ・スートラの解説 佐保田鶴治

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01.22 夕食

安納芋の味噌汁、玄米、アボカド、キャベツ、舞茸、青梗菜と厚揚げの炒め煮。

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発話行為

私たちが発するコトバには、発話行為というメッセージが含まれます。コトバの意味とは別に、その発話をする理由がメッセージとなって相手に届きます。たとえば「受付はお済みですか?」という発話には「まだなら済ませてください」「ここから先に進めるのは受付を済ませた人のみというシステムがあって、私はそのシステムを管理する者です」というメッセージを含まれているし、むしろ発話行為がメッセージのすべてだったりします。

社会性を十分に備えていない、すなわち保護者によって社会性を適切なペースとオーダーで教わっているコドモは、発話行為を含む発話の2次的なメッセージを理解することが出来ず、ダブルバインドのダメージを受けることがあります。

http://matome.naver.jp/odai/2135838108814020701

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1.21.2013

01.21 夕食

渡辺トモコ創作料理。トマト・ベースのカレー、温野菜、厚揚げ、その他。

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焼き上がり

焼き上がりました。

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