6.18.2013

36_小商いのすすめ_02

現在の日本が進むべき方向は、いまだに精算しきれていないバブルのウミを封印したまま着地点を先延ばしすることではなく、北欧やスイスに見られる豊かな独立型安定経済を目指すことですが、彼等がなにから独立しているかというと、巨大企業がもたらす利益である。
TPPに関するちまたの論議でクリアになった経済グローバル化が包含するリスクについて理解しつつ、アメリカに引きずられないようにイカリを下ろすことは容易ではないですが、インフレとかデフレとかいう価値軸を離れてここはひとつ欲求のレベルアップ。

「いまなら、それらの商いからの収入では家賃も払うことができないでしょう。それができた理由はひとつしかありません。この店を守っていた婆さんの生活コストが極端に安かったからです」

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