7.29.2013

「日本はどこに向かっているのか」

日本では、野党が過去20年間にわたって、二大政党制という巨大な目標に向かって根気よく戦略的かつ着実に前進し、遂にこれを実現することに成功した。しかし政権を担当することになった新与党は、強大な官僚と米国を前に驚くほど無力であり、今回の選挙で完全に息の根を絶たれた。二大政党を実現した勢力の中心にいた優れた政治家は、その選挙における圧倒的な強さを瞬時に失い、自分のグループにたった一議席をも獲得することが出来なかった。日本におけるこの20年間の自浄作用とでも言うべき脱皮への忍耐強い努力と営みは、国民の判断によって完全な敗北に追い込まれたのだ。
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