1.13.2016

岡田斗司夫

岡田斗司夫: .. 今の話を聞いていて「これいやだなあ」と思ったら自分はその隣だと思ってください。全然気にならなかったら、対称だと思ってください。たとえばこの「指令」というのがまったく理解出来なかったら、あなたは「理想」である可能性があります。たとえばこの「注目」の仲がいいというのが理解出来なかったらあなたは「法則」の可能性があります。


解説:
<指令> チームのメンバーが仲良い必要はなく、競い合っている状態を良しとするリーダーのようなメンタリティ。キラーワードは「勝利」。勝ち負けがはっきりするのが好き。負けるやつには負ける理由があるので、それを研究して次にがんばればいい。敗者の努力不足を攻める。ホリエモン。
<注目>  チームのメンバーが仲良くなければいけない、と考えるリーダーのようなメンタリティ。キラーワードは「仲良し」仲良し=好きな世界観。競争をしていても勝つものと負けるものが現れたらイヤ。岡田斗司夫。
<理想> みんなが仲良く出来るはずだと思っている注目タイプに対して、仲良く出来るはずなどないと考えていて、ほとんどの人が理解出来ない理想の仕事を志向する。キラーワードは「真実」。あるいは「正義」。世の中には真実があって、自分がそこに届かないことは分かっているけれども、そこに向かって努力しなければならない。そのことは大多数のひとに理解されるはずもないし、取り入れられるはずもないんだ、という考え。宮崎駿。
<法則> ものごとが分かるのが楽しい。分かりさえすれば、損であろうが得であろうがまったく意に介さない。キラーワードは「自由」。自由とは何かというと、なにかに捕まらない(掴まらない?)こと。自由を求めるというような理想型の性向ではなくて、束縛から逃れると言ったほうが正しい。逃走の結果としての自由。ひろゆき。

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